鬼は外、福は内
明日2月3日は節分ですね。
雑節(季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた特別な暦日)のひとつで、各季節の始まり前日を指します。
翌日は立春ですが、相も変わらず雪だらけで春がくるなんてまだ想像つきませんね。
季節の変わり目には邪気が生じる。
ならばそれを払おう、というのが節分。
節分といえば恵方巻きや豆まきですが、諸説ありますが、本来は炒った大豆をまくそうです。
穀霊が宿るとされている大豆は、お米の次に神事に使用されているらしく、『魔目(まめ)に豆をぶつけ、魔を滅する』と語呂合わせをしているとか。
ちなみに、拾い忘れた豆から芽がでると縁起が悪いので、炒った豆を使うそうです。
東北を境に北側は落花生をまく場合が多く、大豆をまく地域の方からは驚かれます。
大豆は夏、落花生は秋冬。
旬の関係もありますが、まいた豆は年の数だけ食べるとされていますから、拾って食べるなら殻をむいて食べる落花生のほうが衛生的、という考えもあったとか。
この時期はまだ雪がありますから、大豆みたいに小さいと外にまいた分は術t回収できなさそうですよね。
保年の恵方は『南南東』です。
邪気を払って善い年にしましょう!