家庭的な行事が多い小正月
本日1月15日は小正月です。
旧暦を使用していたときのお話ですが、お正月の満月の日です。
1月1日は年神や祖霊を迎える行事が多いです。
一方、小正月は豊作、女性や子どもなどの家庭的な行事が多いようですね。
例えば別称の女正月。
年末年始の女性は多忙です。
本家ともなれば朝から晩までおもてなしに奔走しているでしょう。
そんな女性を労うのです。
どんど焼きなどの大きな火を焚くのもこの小正月です。
今では、ハッピーマンデー制度導入に伴い、平日になる年もあるので、成人の日前後の土日に行われる神社・寺院が増えてきていますが。
このどんど焼きは、正月飾りを焚き上げるだけではなく、
・書き初めが高く舞い上がれば字が上手くなる。
・この火で焼いたお餅や団子を食べて息災に。
などなど。
また、小正月の朝には小豆粥を食べます。
風習などを行う家庭は減ってきていますが、たまには先人に倣った日を過ごすのも悪くないのではないでしょうか。